
帰国して初めての施術
以前から通ってくださっているクライアントの身体に、あらためて触れたとき
ずっと感じていた流れの“止まり”が、ようやく言葉になった
クライアントの下半身はエネルギーに満ちている
けれどそのエネルギーは、腰で止まり
背中へ、そして上半身へと巡っていなかった
丹田――
それは、クライアントが自分を守ってきた場所
強さの象徴でもあり、防波堤でもあった
首の後ろから外からの重たいエネルギーを受け取っても
感じないことで、傷つかずに済ませてきた
でも、その代わりに身体がずっと引き受けてきた
わたしにできることは、
“気づき”のきっかけを、そっと身体に手渡すこと
そして、
「感じない強さ」から
「感じてもなお、戻れる場所を持つ強さ」へ
そんなふうに
からだと、ひとと、歩んでいきたい
