
すっぴんは、肌のことだけじゃない。
ひとつ装いを外すと、自分がどう在るかが見えてくる。
誰かの目を気にせず、自分のために整える時間。
肌も心も、余白がある方が整いやすい。
足すのではなく、引いていくことで見えてくるものがある。
先日、施術後の会話の中で、クライアントがふとこう言った。
「私、すっぴんになりたかったんだ」
その言葉に、私はただ伝えた。
顔のすっぴんは、心のすっぴんでもあるんです、と。
求めていたのは、見た目のことではなく、
遠慮せずに在れる感覚だったのかもしれない。
そのままで、受け入れられたいという気持ちは、
年齢や立場とは関係がない。
すっぴんでいることは、ひとつの選択。
纏うのもいい。脱ぐのも、同じようにいい。
どちらでも、自分が整うなら、それでいい。
