
人は脳で物事を考えている。
でも、その思考はとても狭い世界に限られている。
脳が扱えるのは、
自分の知識や経験、
これまでに見聞きしたことだけ。
その枠の中でしか
答えを出すことができない。
しかも脳には安全装置がある。
ホメオスタシスと呼ばれる働きによって、
変化よりも現状を守ろうとする。
そのため、思考は自然とマイナスや不安の方向へ偏りやすい。
「危ないかもしれない」
「うまくいかないかもしれない」
そんな声を脳は日々つぶやいている。
そして身体は、その声をいつも忠実に聴いている。
脳が「危険だ」と告げれば、
筋肉は固まり、呼吸は浅くなる。
「不安だ」と考え続ければ、
胃腸は縮み、胸はきしむ。
繰り返される思考の声は、
やがて痛みや不調、病にまで
つながっていく。
身体は嘘をつかない。
身体は、脳の声をそのまま受けとめ、
精一杯あなたに伝えようとしている。
